世界遺産
ローヌ川とソーヌ川の合流する街リヨンは、1998年にユネスコの世界遺産として登録されています。古代ガリアの地の首都として誕生して以来、過去2000年を通じてリヨンは絶えず歴史の舞台として繁栄の一途をたどり続けてきました。また歴史的な遺産に加え、現代建築の分野でも著名な建築家の手による建造物を多数保有しています。(レンゾ・ピアノ、ジャン・ヌーヴェル、サンチャゴ・カラトラヴァなど)
リヨン都市圏には2000年にわたる長い歴史の息吹が刻まれており、その証として挙げられるのが、ガリア・ローマ時代や初期キリスト教の遺跡が残るフールヴィエールの丘、中世の雰囲気を伝えるエネ地区、イタリア・ルネッサンス様式が見られるサン=ジャン地区、17世紀古典主義が美しいテロー広場と市立病院、オスマン様式が映えるプレスキル地区の大通りやローヌ川沿いの建物のファサード、現代的なトニー・ガルニエ・ホールやジェルラン地区、近代を象徴するパール・デュー地区とシテ・アンテルナショナルなどです。リヨンの建築遺産には、まさに歴史上の様々な時代が息づいているのです。
何世紀もの時代を通し、あらゆる建築様式が見られる街が築かれてきたというこの特殊性により、リヨンは1998年にユネスコの世界遺産に登録されることになりました。独自の多様性を持つこの街が世界遺産として認められたことは、リヨン市に国際規模の大きな影響を与え、豊かな歴史を誇る世界遺産の街として知られるようになり、観光分野で新たな発展を遂げました。
その後も意欲的な新プロジェクトが進行中です。ローヌ河岸の整備と遊歩道の設置が完了し、さらに2016年の完成を目指してソーヌ河岸の整備が計画されており、これによってリヨンでは2つの川の河岸を最大限に活用し、楽しめるようになります。 さらに、ローヌ川とソーヌ川の合流点では、リヨン都市圏の重要で革新的なプロジェクトの一つであるリヨン・コンフリュアンス地区開発計画が進められており、150ヘクタールにおよぶプレスキル地区南部を再整備し、リヨン市中心部の面積を倍増することを目指しています。このプロジェクトでは、ジャン=ミッシェル・ヴィルモット、リュディ・リショッティ、ジャン=ポール・ヴィギエ、ジャック・ヘルツォーク、ピエール・ド・ムーロンといった国際的に有名な建築家が、独自の創造性を発揮して地区の再生に参加します。
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